《コラム》網膜色素変性症の患者様から聞いた話

網膜色素変性症は視細胞が障害され視力が低下する病気です。国が難病に指定しています。
網膜色素変性症(指定難病90)

50代でこの病気と診断された女性がいます。
当時埼玉県にお住まいで、病気がわかってから中国針に通ったそうです。2〜3年間毎週のように通いましたが、ご主人の転勤で引っ越すことになり治療を中断して20年余りが過ぎました。

70代になってすこしずつ病気が進行し、ここのところ急激に見えづらくなってきたと言うことで、2016年3月当院に連絡をいただきました。
現在ではお1人では外で出かけるのにも不自由され、ご家族の方に付き添っていただいているとのこと。

ここまでのお話を聞いて、私は「もしかして50代のときに熱心に針に通われたことが、目にいい影響を与えたのかもしれませんね」とお伝えしました。
随分昔の話でその先生のお名前などはわからないそうですが、前橋に針の名医がいたということです。

追記:
網膜色素変性症には学童期に発症する「早期発症型」と、20〜40代で病気に気づき30〜40代で夜盲が出現する「老年型」の2種類があります。老年型の場合は進行がゆっくりで、高齢になるまで生活上の不自由はないケースが多いそうです。
現在のところ、医学的に有効な治療法はありませんが、ビタミン剤や血管拡張剤は医療保険でも認められています。血行を改善するという意味では針治療も一つの選択肢としてお勧めできます。
臨床では、治療後に「夜見えやすくなりました」とご報告いただくことが多いです。夜盲でお困りの方は、当院までお気軽にお問い合わせください。(2019年5月15日追記)

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