緑内障の症例:ごく初期の緑内障

2025年5月〜現在までの症例です。

板橋区在住、40代男性、A様。
2025年4月に緑内障の兆候があり、点眼を開始しました。視野検査ではごくわずかな異状が見られます。

5月から月2回ハリ治療を続けました。
A様はどちらかというと敏感なタイプで、治療中は緊張して汗をかいたりもしますが「効いている実感があるから大丈夫、耐えられます」と話していました。

緑内障とわかってから、食生活にも気を使うようになり、また、軽い運動(早朝のジョギング、ウォーキング)を始め、4〜7月の間に5kg減量したそうです。

そうした努力のかいもあってか、8月半ばの検査では視野が少し良くなっていたそうです。

ハリ治療はゆるやかな治療方法ですから、必ずしも、すぐに効果があらわれるとは限りません。
むしろ、効果があらわれるまでに長くかかる場合や、「現状維持」や「視力の維持」を目標とする場合にはハリが効いているのか、いないのか、「効果がわかりにくい」というケースもたくさんあります。

ですので、明眸治療室では「10回の施術を受ける間に、少しでも効いている感覚があったかどうか」「視力・眼圧・視野のいずれかの検査で変化があったかどうか」を目安にして、判断することをおすすめしています。

A様のケースでは、たった5回の治療で「効いていると感じた」「数値に変化があった」ということですので、比較的早くに結果が出たと言えます。緑内障初期の方がみなさん、こうなるわけではありませんが、一つの参考症例として報告させていただきます。

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