黄斑変性症の症例: 網膜裂孔の手術を迷っていた方

50代、男性。M様。埼玉県在住。
30代で患った黄斑変性症のため、左の視界がゆがんで見えます。
右の矯正視力は1.5、左は1.0。左の方が視力もやや弱いです。

2020年12月、右目に網膜裂孔が発見されました。私の方にご相談いただきましたので「まずは医師の指示に従い、レーザー治療を受けてください」と勧めました。
この頃、左の視力は0.4〜0.6位まで落ちていたそうです。

その後、レーザーで治療し、網膜裂孔の経過は良好ということで鍼灸治療を再開しました。
2月に視力を測ったところ、左は0.8まで回復していたとのこと。
2020年12月〜2021年4月現在まで、月1度の治療で体調も安定しています。
視力良好で「運転にも差し支えありません」とお喜びでした。

M様と同じように網膜裂孔の診断を受けてお悩みの方から、時々ご相談いただくことがあり、こちらにご報告いたします。

当院では医師の指示に反する行為をお勧めすることは一切ありません。
医師の勧める治療をまずは最優先として、鍼灸は「さらにもっと良くなりたい」というときの選択肢としてお考えください。

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