飛蚊症患者様からのお問い合わせ

時々、飛蚊症の治療についてお問い合わせいただくことがあります。お寄せいただいた相談の詳細は明かせませんが、回答については毎回同じ内容を含みますので、こちらにご紹介します。

鍼灸の適応について

生理的な飛蚊症で、比較的発症から年月が浅く、色が薄いものでしたら、鍼灸や整体などで血行を促進することにより、気にならないレベルまで薄くなる可能性はあります。
何年も経過していて色が濃いものほど、難しいとお考えください。

何回の治療で効果が出るか?

飛蚊症は「簡単に改善できますよ」と安請け合いできるものではなく、個人の体質に関わりますのでやってみないとわかりません。

当院のおすすめは、週一回、全部で十回の治療を受けて、効くかどうか試していただくことです。十回続けても全く効果がない可能性もあり得ます。費用対効果を考え、「それでも受けたい」という場合にはお問い合わせいただければと思います。

追記2022年8月:ただいま飛蚊症の集中治療は受付を休止しています。再開時期は未定です。大変恐縮ですが、お急ぎの方は別の方法をお探しください。

私の体験談

私自身、20歳前後で左目の中心に黒い点状の飛蚊症ができてしまい、しばらく気になりましたが、日々自分で治療していると薄く(グレーで半透明)になりましたので今では全く気になりません。
視覚は左右の像を脳で合成しますから、脳の画像処理によってある程度気にならなくなる場合もあります。簡単に言いますと「脳が慣れる」ということです。

また、市販のアイトレーニング教材を使用し、血行をよくすることによっても鍼灸に近い効果が出せると考えます。眼を動かす筋肉をストレッチするようなものがよろしいです。
どの本がいいかというご紹介はできませんが、書店で1000円くらいで買えますので、お悩みの方は試してみてはいかがでしょうか?

関連記事

  1. 《コラム》網膜を守るために、遮光めがねをお使いください
  2. 治療実績【2020年9月最新版】
  3. 難治症例: 右目の斜視と原因不明の複視(ものが二重に見える)
  4. 慢性通年性アレルギーの症例:ひどい目脂(めやに)
  5. 《感想・レポート》緑内障フレンド・ネットワークの会員になりました…
  6. 『眼科ケア 2005年冬季増刊』メディカ出版、2006年、p203より 危険な飛蚊症の症例
  7. 《コラム》足の爪切り方法
  8. 光視症の体験談:目のまわりに弱い光がまわっている

症状別にブログを読む

最近の記事

PAGE TOP