中心性網膜症(中心性漿液性脈絡網膜症)の症例: 左目が歪んで見える【追記あり】

2021年11月の症例です。
2018年頃より定期通院されているK様。50代、男性。網膜色素変性症の患者様です。
左目が歪んで見えていることを自覚し、久しぶりに眼科を受診されたところ中心性網膜症との診断でした。
「しばらく前から症状があったのかもしれない。片目だけなので自覚しにくく気づくのが遅れたのではないか」と話していました。

中心性網膜症とは中心性漿液性脈絡網膜症とも言い、網膜の中心の黄斑部にむくみを生じる病気です。
過労やストレスからなるもので、特に治療方法がなく自然治癒を待つしかありません。

「鍼灸でよい治療方法があればお願いします」とリクエストいただき、普段の治療方法に加えて水はけを良くする治療をご提案しました。

治療方法

温灸

背中に胃の六つ灸。これは横隔膜、肝臓、胃のツボ、合計6か所にお灸をするものです。
またふくらはぎのツボにも温灸。K様は筒型の温灸が合うので筒型を使用します。
普段行なっているお顔の灸に網膜のツボを追加。お顔はデリケートですので燃焼温度の低い温灸を使用しています。

いつもの治療に加え、水はけをよくするツボとして腹部の「水分」と鎖骨上の「中府」を処方しました。
置針中「今日は左の目によく響いて、気持ちがいいです」とおっしゃっていました。

経過

その後、非常に調子が良いとメッセージをいただきました。
治癒するまで、しばらく今回と同じ治療方法を続けたいそうです。

続報があればまたご報告いたします。

追記

11月より2ヶ月間、毎週治療を続けました。
12月末「だいぶ良くなってきました。まだ歪みはあるものの、中心部分が暗いという症状が取れてきました」とご報告をいただきました。(2022年1月7日)

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