副鼻腔炎の予後の治療

2016年3月の症例をご紹介します。

40代の男性。東京都江東区在住。
1年前にインフルエンザを契機に、急性の副鼻腔炎になってしまい、耳鼻科に通院して点鼻薬で治療しました。症状は大分良くなりましたが、まだ時々グズグズとして、スッキリ治り切らないでいるそうです。

当院は目と耳の治療が専門ですが「鼻も近いので治療できますよ」とご案内し、治療させていただきました。

まずは、背中のツボを針で刺激して、温灸で温めます。
その後、鼻の周りの治療です。まずツボを刺激して血行を良くし、
特殊な形状の針でうっ血を取っていきます。

この治療方法は、経験的に言って、1回目より2回目に行ったときのほうがよく効くことが多いです。
この方の場合にも、2回目の治療で、鼻詰まりが一気に取れる感じがあったそうです。
針を置いている間に「鼻が通ってきました」とおっしゃっていただき、仕上げの針で一気にうっ血が取れたとおっしゃっていました。

副鼻腔炎の後、ずっと顔が腫れぼったく、頬が膨らんでいる感じだったのが、3回目の治療にいらした時には随分輪郭がシャープになっており、本人も「顔が変わりました」と話していました。

全5回の治療で、1年続いていたしつこい鼻詰まりが取れたということで、治療は終了しました。

関連記事

  1. 顔面神経麻痺後遺症の症例: まぶたの引きつれ、口の周りも動かしに…
  2. 【症例】小児先天性難聴・10歳・小学生
  3. てい鍼、員利鍼、ローラー鍼 「小児はり」と「刺さない針」の治療について
  4. 副鼻腔炎の後のしつこい鼻づまり
  5. 治療実績【2020年9月最新版】
  6. 治療には、”適刺激”というものがあります…
  7. 耳鳴り、めまいの症例: 10年ぶりの針治療
  8. 耳鳴りの症例:60代男性、9回で改善した例

症状別にブログを読む

最近の記事

PAGE TOP