治療には、”適刺激”というものがあります。

この頃、お電話にて「他の鍼灸治療院で治療を受けて、耳鳴りの症状が悪化した。病院で皮膚炎の薬をもらったけれども、効かないばかりか副作用に苦しんでいる」とご相談をいただきました。

針は効きやすい人と、効きづらい人がいます。お薬が効きやすい人、効きづらい人がいるのと、まったく同じです。(誰にでも100パーセント効く治療法は、残念ながら存在しません。)

さまざまな要因から刺激に敏感になっている方もいます。

そうした敏感な方に強い針をしてしまうと、一時的に症状が悪化することがあります。

特に耳鳴りやアトピー性皮膚炎の治療に、刺激量の調節は大切です。

100人いれば100人それぞれ体質はちがいますので、その方の体質に合わせた「適切な刺激量」で治療を行う必要があります。

当治療室では、1人1人の体質に合わせて刺激量を調節できます。

針の種類も1番針から5番針まで、細いもの・太いものをそれぞれ用意しています。

また、「針は痛い、灸は熱い」というイメージが世間一般に広まっていますが、痛くない「刺さない針」や、優しい刺激で温めるマイルドなお灸もご用意しております。

他の治療院で治療して針が効かなかった方、一時的に症状が悪化してしまった方も、ぜひ明眸(めいぼう)治療室にご相談ください。

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