黄斑変性症の治療のため月1回お越しいただいている50代の患者様よりご質問いただきました。
「先日サンダルを履いているときに引っかかってしまい、足の爪の先をケガをしました。支障ないですか?」
見ると、第4指の爪の先が一部はがれています。
「ここは針しないので関係ありません、大丈夫ですよ」
足の爪は切りにくいため、うまく切れずに歪になってしまったり、伸びている部分が引っかかって思わぬおケガをされるケースがあります。
明眸治療室では安全のために2つの方法をご提案しています。
1. 爪やすりを使う方法
爪やすりを爪の先に垂直方向にあてて、まっすぐな形に整えます。
角が尖っていると肉に食い込んで傷つけるので、角は少しだけ丸くしましょう。
金属製の爪やすりは100円ショップなどでも簡単に購入することができます。
時間はかかりますが、軽い力で安全にお手入れできて高齢者の方にもおすすめの方法です。
2. ルーペ付きの爪切り
ルーペ付きの爪切りを使うのもおすすめの方法です。
サンドラッグなど全国のドラッグストアで販売しており、1000円ちょっとくらいで購入可能です。
以前に通院していたご高齢の患者様から「足の爪が年々見えにくくなって切りにくい」と聞き、こちらをお渡ししたことがあります。
目の疾患がある方は、人混みを歩くときにぶつかりそうで怖いとおっしゃる方が多いです。
1つでもリスクを減らすため、足の爪は短くお手入れして事故を防止しましょう。
少しの工夫が足元の健康と安全につながります。