円錐角膜の治療

円錐角膜とは、角膜が変形して突き出す病気です。原因はまだわかっていません。
専用のハードコンタクトレンズを装用して矯正するのですが「レンズがフィットしなくてつらい」という患者様がとても多いです。

比較的まれな病気ですが、セタガヤ治療室時代には週2〜3人の定期的な来院があり治療させていただきました。
治療の目的は、

  1. 円錐角膜がこれ以上進まないようにすること。
  2. 乱視が出ている場合には、乱視の治療を行って見やすくする。

この2点です。

私がお訊きした皆様、経過は順調で「治療を始めてからは進んでいない」とおっしゃっていました。
師匠の佐藤信雄が言うには、これまで治療した方の中で角膜移植にまで至った例はなく、皆様予後をよく保っているということです。

関連記事

  1. 《コラム》目薬の正しいさし方を知っていますか?【眼疾患・花粉症】…
  2. クリスタリン網膜症の症例:頻繁に起こる閃輝暗点とモヤ
  3. クリスタリン網膜症の症例:霧がかかったように見える
  4. 《コラム》網膜を守るために、遮光めがねをお使いください
  5. 老眼の症例:老眼でピントが合わない
  6. 症例: 繰り返すぶどう膜炎、左目の眼圧が高い
  7. 《コラム》せんねん灸の年越しキャンペーンが始まります
  8. ウィルス性結膜炎の治療

症状別にブログを読む

最近の記事

PAGE TOP