緑内障の患者様F様から聞いた話です。
新しいメガネを作ろうとして、郊外にある特殊な専門店に電話をしたら「まず、コンタクトをやめるように」と勧められたそうです。
そこで毎日コンタクトレンズを装用していたのを改め、徐々にメガネの割合を上げて生活できるように慣らしていきました。
メガネの着用が週6回になったところで、その年作ったばかりのメガネを掛けて検眼すると視力が上がっていました。
2023年2月……0.8(作ったとき)
同年7月……1.0
その後、またしばらくして測ってみると、さらに視力が上がっていたそうです。
同年11月……1.5
F様は40代。この頃は老眼が少し始まってスマホが見づらくなってきたため、新しいメガネのフレームを生かし、中身のレンズを「アシストレンズ」に変えてみますとおっしゃっていました。(お店によっては、一定期間無料でレンズの度数を交換できるサービスを実施しているところがあります)
「アシストレンズ」とは、レンズの上のほうは遠くがはっきり見え、下のほうは近くが見やすいように度数を調節してあるもので、老眼の初期の人に適したレンズです。
お体の状態は年齢と共に少しずつ変化していくものです。
道具を使い分け、生活を見直して体の負担を減らすことによって、目が見えやすく、健康に過ごせる時間を長く引き伸ばす効果が期待できるでしょう。
F様から、新しいレンズの感想を伺うのを楽しみにしています。