緑内障の症例: 眼圧下降、夕方の目のかすみが少し軽くなった

2022年6月、継続患者様の症例報告です。
横浜市在住。60代女性、O様。

病状

2017年に緑内障、網膜裂孔がわかりました。網膜裂孔はレーザーで治療済み。
2017〜2021年、目薬で眼圧は15前後と下がっていましたが、2022年前半は17〜18と高めで推移しています。
目薬は4種類に増え、ドライアイ、色素沈着などの副作用に悩まされています。


主訴として、緑内障の心配、首肩のこりがひどい。

治療

2022年4月に針治療を開始し、首肩こりを重点的に治療していきました。
お灸やもぐさを適宜追加しています。

経過

2022年5月になり、眼圧を測ると15,15。
肩こりは相変わらずですが、夕方になると目がかすんでいたのがこの頃少し改善したような気がします。
2022年6月、15,15でした。

ここ2〜3年は朝起きたときに不安感が強いのが悩みとお聞きました。
精神的なストレスもあるそうですが、朝、異常な不安感(ドキドキ)を感じていらっしゃるとのこと。

全体としては目の治療はうまくいっていると考えます。
今後は頑固な肩こりと不安感も解消できるよう、治療方法を工夫してまいります。

追記:2022年7月

その後「左の首が回りにくい」とお聞きし、首の治療を集中的に行いましたところ、頑固な肩こり・首こりはいくらか軽減されたとのこと。
10回の治療後にペースを落とし、現在は隔週でご来院いただいています。

関連記事

  1. 患者様から聞いた話:さいたま市 はんがい眼科の倒産【2022年3…
  2. 緑内障の症例: 目の奥が痛い
  3. 緑内障の症例:適切な手術時期を逃さないでください
  4. 《感想・レポート》緑内障フレンド・ネットワークの会員になりました…
  5. 自治体の眼科検診の紹介【杉並区の場合】
  6. 患者様からいただいた言葉: 針への苦手意識がなくなった
  7. 《コラム》視野検査の結果・眼圧について詳しく知らされていますか?…
  8. 症例: 鍼を始めるのに最適な時期とは

症状別にブログを読む

最近の記事

PAGE TOP