緑内障の症例:年末のうれしいご報告

年の瀬にうれしいご報告をいただきました。

2024年4月初診。50代、F様。神奈川県在住。以前にもご紹介した緑内障の患者様です。

複雑な病歴があり、近所のクリニックと大きな病院を併用で受診しています。
クリニックの先生は「病状が安定しているので大きな病院は年1回でよい」と言いますが、F様はそれでよいのか迷っているということでした。

4月から12月まで鍼灸を月に1〜2回程度続け、目について「大きな変化はない」と聞いていました。
年末の受診で改めて視野検査を確認したところ、8月と12月の検査で前回より下側の視野が良くなっていたそうです。

視野検査は長期間での変動を見ていくものですから、1度や2度の検査をもって「鍼灸が効いた」と主張するつもりはありません。ですが、まずはよい結果が出たことを共に喜びたいと思います。

また、今回の検査はクリニックの先生の治療方針がうまくいっていることを裏付ける結果だったとも思います。今後も年1度は大きな病院での診察を受けながら、普段は近所のクリニックの方針に従うということでよろしいでしょう。

緑内障治療では、鍼灸を受けたからといってぐんぐん病状がよくなっていくというものではありません。どちらかというと「現状維持、病気の進行をゆるやかにする」ことが目標です。

それと同時に、患者様には病気にまつわるさまざまなお悩みがあるかと思います。
例えば、眼科の診察で医師からすすめられた治療方針に従っていていいのか、それとも別の道を模索すべきなのか、迷ったとき。明眸治療室は多くの症例を経験しておりますので、お気軽に相談いただければと思います。できる限り患者様のお役に立てるよう、サポートいたします。

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