初診時の病状
大田区在住。40代女性、H様。妊娠4か月。
初診は2018年4月。
左目の眼圧が高い。3〜4年前からじわじわと眼圧が上がっています。
右14,左18
過去に右目にぶどう膜炎がありましたが、初診時は落ち着いています。
視神経は健康な状態を保っており、緑内障ではありません。
治療経過
2018年4月〜9月まで月1〜2回程度針治療を行う。
2018年10月より、出産のため治療を休止。(2年間)
2019年、バセドウ病になる。左目が開いてしまう症状あり。ステロイド治療を行い安定する。左目に網膜裂孔を起こし、レーザーで治療する。
2020年11月……針治療を再開する。左目の眼圧が20を超える。肩こりがひどいため、合わせて治療。その後の眼科受診で眼圧が下がる。12,13。
12月……ぶどう膜炎を指摘される。かなり軽症のものが慢性的に続いていた可能性が高いそう。幸い癒着はなし。
2021年2月……眼圧12,16。左の頭がずっと重い。炎症が少し残っており、ステロイド薬で治療している。肩こりや眼精疲労がひどい。
3月……調子良い。頭痛はなくなった。
4月……15,16〜19。ぶどう膜炎はなくなった。
5〜8月……コロナ禍のため、しばらく治療を休止される。
9月……眼圧が14〜15,18。ぶどう膜炎なし。
10月……人間ドックで眼圧15,20。人間ドックのときはいつも高めに出る。眼圧が気になるため、お灸を加える。
コメント
H様は月1〜2回の針治療を続けている間は状態がいいのですが、様々な理由から針治療をお休みされると、その時期に眼圧が高くなる傾向にあります。仕事や子育ての忙しさが影響していると考えられます。
ご本人も自覚されており、時々、かっさや韓国式マッサージなど、お好きなセラピーを受けられているそうです。針治療もお好きで、針が効きやすい方です。
今のところバセドウ病、ぶどう膜炎共に状態は安定しています。