緑内障の症例:眼圧が下がらない

2021年4月初診。世田谷区在住。40代女性、T様。

2017年頃、眼圧が高いと指摘されました。いつも、大体18前後です。
左目のみ緑内障と診断され、視野に欠けがあります。自覚症状はありません。

1日2回の点眼を続けていますが眼圧が下がらないため、手術をすすめられ、当院を受診されました。
鍼灸をして眼圧がすんなり下がる人もいますが、変わらない人もいます。しばらく治療をして下がらなければ、医師の指示に従って手術を受けるようにとおすすめし、治療を開始しました。

初回の治療で体が軽くなるのを実感されたそうです。体質としては運動不足とむくみがありそうです。
週1回の治療を続け、6月には腰痛が悪化したため、腰痛の治療も加えて行いました。
1回の治療で腰痛が劇的に解消されたため、驚いておられました。

2か月間の治療で眼圧に変化がなかったため、特別な形状の針を使用し、より強力に血行をよくする治療を加えて行いました。これは毎回するものではなく、通常治療に加えて1回おきに行っています。
治療方法を追加するようになって、5回目、7月半の眼科受診で「眼圧が下がった」とのご報告をいただきました。
最新の数値では14です。
「眼科に通うようになって、ここまで下がったのでは初めてです」と喜びの声をいただきました。

今後の眼圧・視野検査の結果を踏まえて、医師の判断に従うことをおすすめしたいと思います。


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