「小児はり」と「刺さない針」の治療について

てい鍼、員利鍼、ローラー鍼

当院では一部の患者様に対し、「刺さない針」の治療を行なっています。
対象者は小学生と、大人の耳の患者様です。(目の治療では刺さない針は行いません。)

小児はり・刺さない針

小児の治療と、大人向けの「刺さない針」の治療では特別な形の針を使用します。

てい鍼、員利鍼、ローラー鍼

刺さないはり…(左から)てい鍼、員利鍼、ローラー鍼

  • てい鍼…先が少し丸くなっている針
  • 員利鍼(円鍼)…太い棒状の針。
  • ローラー針…ローラーの面に先の丸いイボイボがたくさん付いた針

当院では、主に上記の3種類の針を使い分け、皮膚面に対して撫でたり・さすったり・コロコロ転がすような刺激を与えます。
刺す針と比べて弱い刺激となりますが、「刺さない針」でもツボに刺激を与え、血行を良くしたりなどの各種反応を引き出すことができます。

接触針

大人の治療では、針の先を皮膚にやさしくあてて、ツボに刺激を与える治療方法も行います。
敏感体質の大人の治療では、上記で紹介した「てい鍼」と接触針の2種類を使用することが多いです。

豪鍼(ごうしん)

刺す針…豪鍼(ごうしん)

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