杉並区在住、50代、K様。
2020年会社の健康診断で右目の視神経乳頭陥没拡大を指摘されました。
近所の眼科では「少し肥大して見えるが今は視野検査してもわかりません。様子を見ましょう」と言われ、以後、年2回定期検査を受けています。
2022年8月。当院に初めてお越しになり「この状態からハリ治療を始めてもいいんでしょうか?」と訊かれました。
「もちろんです。Kさんにとって、今が治療を始めるのにベストのタイミングです。『未病』といって、『病気になる前』『緑内障になる前』に治療を始めるのが一番いいんですよ」
「それを聞いて、ほっとしました!」
視神経乳頭陥凹は当院では非常によく見かける病名(症状名)ですが、患者様にとっては寝耳に水のこと。さぞ驚き、不安の中で当院を受診してくださったのでしょう。
その後、K様は月1回のはり治療を続け、良好な状態を保っていらっしゃいます。
眼科では「正常範囲内だが、確実に少しずつ進行している」と聞かされ、落ち込んだこともありましたが、2024年最新の検査では「目の状態は前回と変わりなく、進行していない」と言われたそうです。
どんな病気も、病気になる前に予防したり、早いうちに手を打つほうがあとの状態はよいものです。
もしも病気になった後、「緑内障」と診断された後でも、「ハリ治療をやってみようかな?」と思いついたとき、そのときが一番早いのですから、思い立ったそのときがその方にとって一番よいタイミングと言えます。
これからハリ治療を始めてみようかと迷っている方は参考にしてください。