妊婦の症例: 逆子の灸

2024年6月の症例です。

目の治療で通院中の患者様。30代、三鷹市在住。
2023年12月に妊娠が判明し、妊娠期間中もハリ治療を続けました。

2024年6月、逆子と診断され、患者様からリクエストを受けて「自宅でできるお灸」のやり方をご案内しました。

「逆子の灸」は昔ながらの熱いお灸を使用し、足の小指にあるツボ(至陰)に行います。
お腹が大きくなってくると自分では手が届きませんので、ご家族にやっていただくか、簡単にできるシール式のお灸(せんねん灸の奇跡)を使用するように勧めました。
その後、熱いお灸をしたり、届かなくなったらシール式のお灸もして、ご自身で対処したそうです。

1か月後、7月の来院で「逆子は治りました」とうれしいご報告いただきました。
医師からは「もう大きいので、この後逆子になることはないでしょう」と言われたそうです。

ほどなく臨月に入り、しばらく通院はお休みされるそうです。
余ったお灸は産後の体調回復に役立てていただくよう、ツボをお伝えしました。

もし、逆子と診断されたら……
体調にもよりますが自分でお灸をやっていただくといいかもしれません。
ぜひ、お近くの鍼灸院で相談してみてください。

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