予防接種について、当院の考え方

国立病院等における医療従事者への予防接種が始まりました。

患者様との会話の中でもワクチンについては、度々話題にのぼっております。
私は「患者様に安心していただくためにも、早く予防接種を受けたい」考えです。
プライベートでも、実家への帰省や映画館通い、家族との外食すらも控えておりますので、早くこの不自由な生活から開放されたい。
クーポンが届く日を心待ちにしています。

一方で、予防接種でアレルギー反応が出やすい体質の方もいて、
「どんな予防接種も『入院して受けてください』と言われます」
と伺いました。たかが予防接種のために入院とは、かなりのご不自由ですね。
このような方のためにも、できるだけ多くの人が協力し予防接種に努めることが、社会全体の安全につながると考えます。

今、不安をお持ちの方は、無理に受けなくても周りの人が受けることで予防効果が発揮されるでしょう。
ちなみに新型コロナウィルスの関係では、国立国際医療研究センター 国際感染症センター勤務の忽那賢志(くつな・けんじ)先生が発信する情報を信頼して、フォローしています。ワクチンの概要はこの記事に詳しく紹介されています。

医療従事者へ接種開始 ファイザー社の新型コロナワクチンQ&A

記事によりますと、

接種部位の痛みが最も頻度が高く(67.7〜74.8%)、だるさ、頭痛、筋肉痛、寒気、発熱、接種部位の腫れ、関節痛、吐き気

副反応の頻度はかなり高めですね。なるべく休前日に受けるようにして、次の日の仕事に差し支えないようにしたいと思います。
また重篤なアレルギー症状が出た人は、ほとんどが接種後30分以内に起きており、手当てを受けて全員が退院しているとのこと。接種後30分は医療機関内にとどまり、安静にすることが肝心です。

いずれ予防接種を受けることができましたら、当院の「お知らせ」のページでご報告いたします。

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