私の師匠・佐藤信雄先生は2015年12月に「セタガヤ治療室」を閉院し、九州に帰りました。
以来、福岡の中心部で開業し、小児難聴を専門に《接経気功》と名付けた独自の手技療法を駆使して治療にあたっています。
このコロナ禍でどうされているのか、ご不自由はないかと連絡したところ「無理せず、マイペースを守り元気にやっています。買い物はネットスーパーもあるし大丈夫」と言っていました。2020年7月頃には思うところあって引っ越しもされたそうです。
現在は福岡県久留米市に居を構え、2021年1月より自宅の1階で治療にあたれるよう準備中とのこと。
のどかな田園風景の中にあって「自然の《気》をいただき、治療できます」と嬉しそうにお話しなさっていました。
そのすぐお近くには「耳納連山(みのうれんざん)」と言いまして、耳をおさめる、まさに師匠の治療に通じる名の山並みが連なっていると言います。そうとは知らず転居を決めたそうですが、これもなにかのご縁でしょう。
コロナ禍にもめげず、お元気そうな様子に安心しました。ここにご報告させていただきます。